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スマートフォンホームページ作成岡山 グーグル・アンドロイドのキーパーソンが語った「次のOS」

日経トレンディ11月号「クラウド完全ガイド」では、米国・西海岸の「クラウド」「ソーシャル」先端事情を徹底取材。グーグルをはじめ、業界で最重要と目される企業のキーパーソンインタビューを中心にお送りする。1回目は、アンドロイドOSのキーパーソン、グーグルのジョン・ラーゲリン氏。

アップル「iPhone 4S」が発売され、iOS 5の提供が始まった一方で、アンドロイドOSの大規模なバージョンアップも間近に迫っている。次期アンドロイドOS、コードネーム「Ice Cream Sandwich(アイスクリーム・サンドイッチ)」と同OSを採用した最初の端末は、海外で10月19日にも発表される見込み。アンドロイドの大型アップデートは11月初頭に発表されるのがここ数年の通例だったが、グーグルはこのタイミングを早め、市場がiPhone 4SとiOS 5で盛り上がるタイミングにあえてぶつける考えだ。

 すでに各国でスマートフォンOSの最大シェアの地位を獲得し、追われる立場となっているアンドロイドOS。アップル・iOS 5の新機能にも、クラウド連係や「通知センター」など、アンドロイドOSを意識したとも考えられるものもある。グーグルは果たして次にどんな手を打つのか。世界各国の携帯電話会社(キャリア)やメーカーとのパートナーシップを統括する、グーグルのジョン・ラーゲリン氏に話を聞いた。

OSとSNSとの融合を進める

――アンドロイドOSの次のバージョンについて教えてほしい。

ジョン・ラーゲリン氏(以下、ラーゲリン):アンドロイドOSの次のバージョンは、コードネーム「Ice Cream Sandwich(アイスクリーム・サンドイッチ)」。例年であれば、アンドロイドOSのメジャーバージョンアップは11月の初旬に発表しているが、今年はそれより早いタイミングで発表するべく進めている。

 アイスクリーム・サンドイッチでは、これまでタブレット用とスマートフォン用に分かれていたアンドロイドOSが一つになる。現状では、後から出たタブレット用のOS(3.0~3.2、コードネームは「Honeycomb(ハニカム)」)にしか搭載されていない機能がいくつかあるが(自由に大きさを変えられるウィジェット、3D風のインターフェースで使えるユーチューブアプリなど)、こうした機能がスマートフォンでも使えるようになるだろう。

 また、アイスクリーム・サンドイッチでは「コミュニケーションを中心に」が重要な設計コンセプトになっている。電話帳機能なども刷新し、フェイスブックやツイッターなどのSNSをより深いレベルでOSに統合する。現状では、まずアプリを選び、それから相手とコミュニケーションを取るような流れだが、まず相手を選び、そのあとにコミュニケーション手段を選ぶような、「人」を軸にした流れになると考えてほしい。

――アンドロイドタブレットについて。日本市場では善戦している端末もあるが、カテゴリー全体としてヒットしているとは言いにくい状況だ。今後の見通しは。

ラーゲリン:今後のアンドロイド端末について、向こう半年から1年くらいの間の大まかなラインアップは見えているが、特にタブレット端末については、「日本のメーカーがついに本気になった」というのが率直な感想。かつてのような、キャリアの動きを待つ姿勢ではない。年明け以降も「アイスクリーム・サンドイッチ」採用の強力なタブレットが多数登場するだろう。アンドロイドタブレットはこれから大きく動く。また、今後発売されるタブレットはまだしばらく「ハニカム」採用だが、各社ともすでに「アイスクリーム・サンドイッチ」へのバージョンアップを想定して作っているはずだ。

 日本メーカーについて言えば、世界市場全体で見るとまだキャッチアップのフェーズ。先頭集団に追い付こうとしている段階だと思う。だが、日本メーカーの技術力をもってすれば、必ず海外市場でも成功できるはずだ。今後はスマートフォンとタブレットのOSが一つになるので、開発サイクルを従来より短くできるようになり、個別の端末により力を入れやすくなる。メーカーごとの得意分野にフォーカスした端末も増えてくるだろう。

モトローラ買収の影響は?

――タブレット端末は電話と違って必須のものではないだけに、用途が見いだしにくい面もある。今後はどのような使われ方をすると考えているか。

ラーゲリン:エンターテイメントコンテンツを楽しむ道具として活躍するはずだ。「ユビキタス」という言葉自体は10年以上前から言われていたものだが、ようやく実現できる環境が整いつつある。「Google Music Beta」のようなサービスを使えば、あらゆる場所で、あらゆるデバイスで自分の持っているコンテンツを楽しめる。アンドロイドタブレットは、アンドロイドOSの特徴であるマルチタスクとリアルタイム性を生かし、家の中にあるコンテンツを集約する道具としての使い方がメインになるだろう。日本に関していえば、LTEなどのインフラとコンテンツサービスがきちんと歩調を合わせて進化しているのもプラス要因だ。

――リードデバイス(最新のアンドロイドOSを最初に採用する端末)をどのメーカーが作るかが、メーカー間の力関係に大きな影響を与えているように見えるが、この状況は続くのか。リードデバイスの開発メーカーはどのようにして決まるのか。

ラーゲリン:リードデバイスの開発メーカーは、何かしらのスペックや機能の提案をメーカーから受け、それを元に我々で検討して判断している。いわば「ピッチ(プレゼンテーション)ベース」の判断だ。やると決まったらオール・インで、メーカーからグーグルに人を派遣してもらい全力で開発に当たってもらう。次のOSの機能を早い段階で把握できるというメリットはあるだろうが、彼らだけに公開している情報などはない。メーカーごとの開発サイクル、タイミングの問題もある。例えば「Sony Tablet」のように、より早く製品を出すことよりも、ソニーのテイストを優先するという考え方もあるだろう。リードデバイスを開発するかどうかはメーカーの判断だ。

――グーグルがモトローラの携帯電話事業を買収したことで、アンドロイド陣営におけるモトローラの立ち位置に変化はあるのか。

ラーゲリン:パートナーであるメーカー各社との関係は今後も変わらない。ただ、モトローラとは今まで以上に意思疎通のしやすい、緊密な関係を作っていければと考えている。

(文/有我 武紘=日経トレンディ)
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